今回もソーシャルレンディングを活用した運用について報告記事を作っていきたいと思います。
この記事を書いているのが12月4日ですが、間違いなく10月の運用報告をします。
サボりましたね。
最近いろんなことに手を広げすぎて、いろんなことが中途半端。
よくないパターンです。
ではいきましょう。

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ソシャレン10月の運用結果
SBIソーシャルレンディングの収益は2045円
マネオの運用収益は0円
クラウドバンクの運用収益は992円
収益合計は3037円でした。
ソーシャルレンディングが浸透しない理由について考える
ソーシャルレンディングがいまいち盛り上がっていないように感じているのですが、いくつか原因があるように思います。
- 新規に投資をしてしまうと一定期間解約ができない
- 早期償還することがある
- 元本損失の可能性がある
- デフォルト債務不履行が起こる可能性がある。
ということが挙げられると思います。
3番目のことが一番大きいと思うのですが、金融庁の監督下にあるにも関わらず、投資した金額のほとんどが返ってこないなんていうことがあると、
投資としては成り立ちません。
過去にそうゆうことをした業者がいるから良いイメージを持ってもらえないのだと思います。
この元本毀損リスクをどうやって回避していくかは次の項目で触れていきます。
投資の極意とは
私が考える投資の王道は分散投資です。
過去に「リスクを取りに行っているのに分散させていたら、リターンも分散されてしまうから、投資する意味がなくなってしまう」
という趣旨の記事を書きました。
この考え方は変わらないのですが、
自分がコントロールできるリスクと
そうではないリスクがあった時、
リスクをコントロールできないものは投資ではなくなってしまう。
と考えています。
ソーシャルレンディングの場合、
株式投資とは違うリスクが見えてきます。
- デフォルトリスク
- 持ち逃げリスク
- 信用リスク
- 早期償還リスク
です。
④についてはリスクというより、期待利回りが落ちるだけなので、あまりリスクとはならないと思いますが、上記の3つ解説していきたいと思います。
1、デフォルトリスク
これはソーシャルレンディング事業者を通じて貸し出した相手企業が返済不能状態になった際に、貸し出した元本が戻らなくなる恐れがあります。
これを回避するためには最小金額で投資して投資案件の件数を広げることで、1回デフォルトしても被るダメージを少なくすることができます。
2、持ち逃げリスク
これはソーシャルレンディング事業者が何かしらの理由をつけて貸し出し元本を返せない状況になってしまう状況です。
例えば、「貸し出した相手企業が違うプロジェクトに資金を使用して予定していた金額が戻せなくなった」などがあります。
これを防ぐためには、主務省から業務改善命令を出されて改善し、適切に運営しているように見えるソーシャルレンディング事業者で投資すると良いと思われます。
適切に運営しているように見えても、ある日突然返済が滞ることがあります。こればっかりは見極められません。
3、信用リスク
ソーシャルレンディング事業者はたくさんあって、歴史のある事業者から最近できた事業者もありますし、募集した投資案件の金額にもばらつきがありどこのソーシャルレンディング事業者が信用できるかは一概に言えません。
ただ、私の基準としてお伝えします。
毎回このカテゴリの記事で収益報告をしている事業者がありますが、一応そこは大丈夫ではないかと思って投資しています。
SBIグループの事業者や歴史のある事業者、利回りを高くしすぎていない控えめに見える事業者・・・
こんなところが私が選んでいる基準という感じです。
ソーシャルレンディング投資をする際に持っておきたい知識のまとめ
- 最小単位での投資
- 投資するソーシャルレンディング事業者をたくさん増やす。
- 高すぎる利回りは危ない(適正は5〜7%)
異常を踏まえて投資をしていくと再起不能にるような損失は回避できるのではないかと考えています。
最後に・・・
普通、企業が資金を調達する際には銀行から融資を受けます。しかし、設立年数が浅い企業は銀行ではなく、こういったソーシャルレンディングからでないと融資を受けることができません。
裏を返すと信用リスクが高い企業が、ソーシャルレンディングを活用します。
一般的には銀行であれば0.1%から3%くらいで資金調達をしますが、おそらくソーシャルレンディングでは4〜7%くらいで調達をします。よって、金利が高く、企業利益を圧迫してしまうことにより、事業がきつくなり、債務不履行が起こる可能性があります。
こういった背景も理解しながら、案件の募集最小金額でいくつもの案件へ分散投資させていくのが得策だと私は思います。
気になった方はちょこっとのぞいてみてください↓

