株式投資やFX、不動産投資、仮想通貨、いろんな投資がありますが、今回は金投資の話をしたいと思います。
3,000文字超の記事ですので、飽きてしまうかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。
この記事を読むと金(ゴールド)がなぜ投資の一部に必要なのかが理解できます。それではいきましょう。
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ゴールドというと「買取価格が過去最高値になってます!」というニュースが流行ったり、古着屋や、金券ショップでも金の価格を表示していることがあります。
実は金の価格は身近に存在しているので、そんな金(ゴールド)について解説します。
金投資とは?
金(ゴールド)がなぜ投資対象として存在するのか?古くは貨幣として使われたり、近代でも国の価値を図る時に金の保有量で国力を表していたことがあります。
『金』は価値を表す「万国共通の通貨」とも言えます。
円、ドル、ユーロ、スイスフラン、ポンド、リラ、ペソ、ゴールドみたいなことです。
金の価格は日々変動していて値上がりすれば儲けることができます。
日本で金を買って儲けるということは円より価値が上がった時に金で儲けることができます。
金の投資は「有事の金」と言われる様に何かヤバいことが起きてしまったときのリスクヘッジとして買われることが多いです。
また、リスクヘッジとして投資資金の数%を保有することが良いとされています。
こんな投資を今回は解説していきたいと思います。
金の価値とは?
金というのは商品(コモディティ)というカテゴリーに属する投資商品です。
金は現物の資産とも言われ、目の前にある金の延棒が無価値になるということは考えられないという点では株式投資とは性質が異なります。
「株式会社」は倒産すれば持っていた株式は無価値になってしましますが、金は違います。
そして、コモディティは原油の記事にも書きましたが、需要と供給で価格が決まりますので、基本的には需給バランスで値段が動きます。
例えば「南アフリカの金採掘会社が新技術を開発しました」なんていうニュースが出てば、金の価格は下落するでしょう。
ちなみにキラッキラが大好きなインドや中国では装飾品として金を買うことが多いです。
ですので、新興国が活発になってくると金の需要も盛り上がります。
そんな話はさておき、流通量だけで価格が決まるというものでもありません。
流通量で言えば『プラチナ』の方が希少金属です。
金はオリンピックの競泳プールの3杯分もの地上在庫があると言われていますが、プラチナはその30分の1(同じプールの深さ10センチ程の量)しかありません。
ちなみにゴールドカードより、プラチナカードの方が上位ステージの意味でプラチナが用いられます。
これは『希少性』をアピールした戦略でしょう。
しかし、実際にはシカゴのマーカンタイル取引所での価格はゴールドが約1,700ドル/1オンス、プラチナは約780ドル/1オンスでゴールドの方が2倍以上価値が高いです。
_φ( ̄ー ̄ )メモ
実はゴールドの方が価値がある!ってこと。
金と世界経済について
続いて、世界経済との関連についてです。
「副収入必須時代?」の記事にも書きましたが、世界中の中央銀行はお金を金融市場に大量に供給したり、現金を給付金として直接世帯へ給付しています。
すると何が起こるか?
日本円やドルなどが大量にばらまかれると、円やドルの希少性は薄まります。
極端に表現すると「たくさん持っていて当たり前」となります。
対して、金は埋蔵量が限られている資源であったり、変わらない希少性から金の価格は通貨と比べて相対的に価格が上がることになります。
ですので、お金をばらまき、インフレ状態に向かう時には金価格は上昇するのが基本的な流れです。
そして、金は「安全資産の金」とも言われます。
なぜそう呼ばれるか?
戦争などの有事の際や不況下では企業の倒産や企業価値が低下してしまいます。
すなわち、投資家が持つ資産が減少していくわけです。
ですが、金は倒産しません。
目の前にある金の延棒は有事の時にも目の前に存在し続けます。
だから金の価値は相対的に上がるのです。
ここまで、金の良いことばかり出してきましたが、もちろんデメリットもあります。
それは、爆発的な価格上昇が起こりにくいという点です。
みなさんお馴染みのネット通販世界最大手のAmazonは5年で価値が5倍になっています。
しかし、金は10年で2倍にすらなっていません。
何が言いたいかというと、「超絶儲けたいという人には向かない」ということです。
儲けたいならAmazonやApple、zoom、Netflixなどを買っておいた方がいいでしょう。
もっというとFXや先物取引の方が儲けが出せます。理論上はw
で、そんな「有事の金」が投資対象として見直されています。
なぜか?
世界中のマネーが大量に増刷され、世界的なインフレになってきそうだからです。
1990年代、金は400ドル/1オンス(1オンスは31g)でした。その頃の大卒の初任給は15万円くらいでした。
2020年、金は1700ドル/オンスで大卒の初任給は22万円程になっています。
この様に物価が上がると賃金は上がり、金の価格も上昇します。
この先30年でどう変化するでしょう?
間違いなく物価は上がると思います。
ということで、10年、20年の先を見ると金の価格はまだまだ上がる可能性があります。
金投資をするには?
では、金に投資するためにはどういう方法があるのか?
1、商品先物取引
これは全然オススメできません。
私自身この営業をしていましたが、危ない。
レバレッジが40倍もかかっていてちょっとの値動きで大きく投資資金が上下します。危ない。
2、CFD
これはやや危ない。
レバレッジが5から10倍。
急な下落があれば投資資金の半分が飛ぶ可能性があります。
ちなみにコロナショックやリーマンショックでは金も暴落しています。
他の資産の補填をするために金が売却されてしまうのです。
ちょっと心配です。
3、ETF
まあまあでしょうか。
一番手軽に投資できるのが、金価格連動型のETFです。
ただ、こちらは先物市場に連動している物もあるので、仕組みを理解しておかないと1年経っても値上がりしていない!なんていうことにもなるかもしれません。
4、現物
金の延棒やコインを買って自宅や店頭で保管しておく方法です。
保管コストが掛かったり、盗難の恐れもあるのでやや心配ではありますが面白いかもしれません。
現物には消費税がかかっています。
今後5年、10年後ヨーロッパ諸国並みの消費税20%!なんていう時代がきたらそれだけで今より10%の値上がりが確定しますw
でも保管がめんどくさいですね。
5、純金積み立て
証券会社や大手貴金属販売会社の田中貴金属では1,000円から金の積み立て投資ができます。
これならETF並みの流動性があって換金や買い増しもスムーズです。
後は手数料の勝負といったところでしょう。
上記の中で検討に値するのは3、ETFか5、純金積立でしょう。手数料などを調べていくと良いかと思います。
金の価格の見通しについて
はっきりといつまでにいくらになる!なんて断言できれば、私がすでに投資してますw
私が積極的に投資をしていないということは、見通しを断言できないということですが、はっきり言えるのは長期(10から20年)で見れば買値より価格が上がる可能性は高いということです。
1,700ドル/1オンスで買ったとしてもいつかは2,000ドル、3,000ドルになると思います。
ですが、安く買えた方が利益はたくさん乗りますので、買うのは今ではないかなとも思っています。
コロナショックが落ち着く夏頃、株価はさらに上昇し、バブルの様相を呈しながら金価格はひっそりと値下がりを続ける様な気がしています。
秋ごろ、大口投資家がバケーションから戻ってきて資金が活発に動き始めると金価格は上昇するのではないかな?とも考えています。
まとめ
金への投資は見直されています。
- 投資のリスクヘッジのため
- インフレヘッジのため
- インフレによる価格上昇のため
- 機関投資家が買いに動く事による単純な価格上昇のため
- 通貨より投資魅力が増したため
魅力が増したという意味は、現行の政策金利は年利0%にしているため、金利がつかないなら安全な金を買おうという流れが出来つつあるから。
ということで、私は長期的には金価格は上昇すると考えていますが、それより、リスクをとって株式への投資を行っていく方が楽しみがあっていいなと考えています。
今私が注目している銘柄はQQQです。米国株ETFで、ナスダック株価指数に連動するETF。
こちらはキラッキラのハイテク銘柄をパッケージにした有望な株だと思います。そんな話はさておき・・・
以上が金投資への私の見解です。
これからのインフレ動向や政策金利の動向に注目しながら金の価格も追っていこうと思います。
ではでは。
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