今回の記事ではアフターコロナ時代を見据えた投資戦略を考えていこうと思います。
ファイザー・バイオンテックが開発、承認待ちをしているワクチンが最短で11月下旬頃に米国食品医薬品局(FDA)に承認申請される可能性があります。
その後、承認がなされた瞬間、世界のマネーの動きが一気にアフターコロナを折り込みに動きますので、その展望を予測しておきたいと思います。
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シクリカル銘柄に回帰する
ワクチン承認がなされた場合、Twitter上ではシクリカル銘柄に多くの買いが入るのではないかと言われています。
現に米国のファンドマネージャーらもコロナ後の株式市場では「今まで安く売られたものに買いが入る」と話しています。
シクリカル銘柄とはオールドエコノミーとも表現できますが、レジャー、小売、飲食、金融、航空、ファッションなどが挙げられると思います。
これらは、コロナ自粛で経営が傾きつつある業種で、これらの銘柄はかなり売り叩かれてしまいました。
例えばデルタ航空です。

航空会社は90%も利用がダウンしたり、高コストの維持費が打撃となり、未だに低迷しています。
このような銘柄に回帰してくるのではないかと言われています。
その他に小売ではコーチやケイトスペードを運営しているタペストリーや決済大手のマスターやビザなどはここからも狙い目になってくるのではないかと考えています。
マネーが回帰する理由とは?
シクリカル銘柄へマネーが回帰してくる理由は1つしかありません。
コロナ後の需要回復です。
ここで抑えておきたいことがもう少しありますので解説すると、世界的に金融マネーというのは膨大に膨れ上がっている状況です。
それが今までハイテク銘柄にシフトしていました。
それらの資金の一部がシクリカル銘柄に回帰する可能性があるという話です。
ハイテク銘柄はこれまで、コロナ禍の株式市場の牽引役になっていました。
代表的な銘柄は次章に譲りますが、S&P500や日経平均が驚異的に戻してきたのはこのハイテク銘柄のおかげだと言われています。
コロナ禍の資金逃避としてハイテクに移っていた資金が実態経済を見越してシクリカル銘柄へ流れ始めているとされています。
それを象徴するのが、11月9日にあった「ファイザーの好材料の発表」です。
ファイザーはバイオンテックと開発したワクチンの有効性が90%の人に見られたと発表しました。
あの発表でマーケットの方向ががらりと変わったと思います。
とはいえ、その90%のサンプル数が数百人の90%という噂もありますし、その発表の直後にファイザーの役員が自社株を放出しているというニュースもありました。
なにが確かな情報かは分かりませんが、いずれにせよ、ワクチンレースの最終コーナーを回ってきているということには違いありません。
ハイテク銘柄はどうなる?
これまで上げてきたハイテク銘柄はどうなるでしょう?
私は「一時的な下げがくる」と考えています。
上記のファイザーワクチンが完成したというニュースが出ればGAFAMやzoom、セールスフォース、クラウドストライク、オクタなどのハイテク銘柄は売られてしまうのではないかと思います。
しかし、これは一時的な下げで、調整が終われば再び上昇に転じると思います。
理由としてはワクチンが完成したとしても市民に行き渡るまで時間がかかることや決算期をまたぐことが要因となると思います。
ワクチンは−80℃の温度管理が必要で、輸送などに手間がかかったり、これまでの自粛で生活様式は大きく変わってきたと思います。
私は高齢者や持病を持った方が多い施設で働いていますが、ワクチン接種後もコロナ前のように自粛を解く生活には変えられないと考えています。
そして、12月と1月には四半期決算が出てきます。
すると『世界経済の弱さ』が再認識されハイテク銘柄が再び買われると思います。
次の章で詳しく触れますが、ハイテク銘柄の強さは戻ってはきますが、やはり、買われる銘柄には変化が見られると思います。
投資戦略は?
ではこれから(11月中旬から)の投資戦略はどうするか?
成長力のあるハイテク銘柄、取り分けネット関連と半導体銘柄はホールドするか少し持ち高を減らすと思います。
個人向けハイテク銘柄には触らないと思います。
個人向けハイテクとはネットフリックスやペロトンなどです。
私はzoomに関してはコロナ後も成長を予測していて、zoomを使ったことがある方なら便利さをきっと理解できると思います。
会場に行かなくても観れる
会議が円滑
移行が進みつつある
対面交流ツールの凄さはまだ浸透しきっていない
私の保有しているハイテク銘柄の比率は結構高いです。
ここからはシクリカル銘柄を選びたいと思います。
選ぶのはPayPay証券(旧ワンタップバイ)で取り扱いのある企業で、じっちゃまが挙げている『素材、工業、一般消費財、金融』をチョイスしてみます。
マイクロン・テクノロジー
マイクロチップ・テクノロジー
エヌビィデア
アプライド・マテリア
AMD
ナイキ
マスター
ボーイング
ブッキング・ホールディングス
ペイパル
ビザ
デルタ航空
タペストリー
ギャップ
スターバックス
コカコーラ
ウォルト・ディズニー
エスティ・ローダー
コストコ
ウォリマート
といったところでしょう。
この辺りのモニタリングしつつエントリーしていこうと思います。
市場全体での動きはどうなる?
年末に向けての相場予測というか経済の動きで重要なのはワクチンです。
ワクチン開発をしているいくつかの企業で、先頭を走っているのはファイザー&バイオンテック連合です。
次にモデルナ。
その次はJ&Jやアストラゼネカ、ノババックスです。
自前の生産工場を持たない製薬メーカーは生産をエマージェント・バイオソリューション社に委託するところもあります。
まずはワクチンラリーが期待できます。少し持っておこうと思います。
この記事を書いている前日、モデルナが開発中のワクチンの有効性を公表しました。
94.5%の人に効果が認められ、重症化してしまった被験者はプラセボ(偽薬)の投与者だったとのこと。
これを受けて11/16のモデルナ株は10%を超える上昇。
早ければ12月中のFDAへの緊急使用申請をして年内使用開始、来年早期に普及されるともされていて、朗報が出た。
次に、シクリカル銘柄の中でも安定しているのは半導体関連です。ここも持っておきたい銘柄群です。
そして、広範囲のシクリカル銘柄としてはナイキ、ペイパル、タペストリー、エスティローダーなどでしょう。この辺りも持っておこうと思います。
大統領選が終わり、概ねバイデン氏が大統領ということで相場は進んで行くと思います。
年末までリスク回避イベントが見当たらないので『買ったら儲かる相場』だと思ってフルインベストメントする予定です。
まとめ
最後までお付き合いいただきありがとうございます
これからの株式市場ではあらゆる株が上がっていく展開を想定しています。特にこのシクリカル銘柄ではワクチンの好材料が出てきたら跳ねると思います。
跳ねる前に買うのはリスキーですが、楽しみの一つとして積み立て資金ではない一部の資金を使った投資はやってもいいように思います。
とはいえ、アフターコロナで定番になるハイテク銘柄もあるとおもいますので、それは握っておかないといけないと思います。
マイクロソフトのように仕事に不可欠なものとなるツールを持っている企業はホントに強くなると思います。
zoom、セールスフォースには注目です。
それでは。
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