今回の記事でもマネースクエア社が提供するトラリピを使った自動売買のトレードを振り返っていきます。
また、為替市場についての展望やトラリピの設定を分かりやすく解説していこううと思いますので、最後までお付き合いいただければと思います。
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それではいきましょう。
Contents
トラリピの投資結果を振り返る
2021年の1月に決済できた収益は2,797円となりました。
運用額から見た投資のリターンは月利で0.93%程になりました。
年率の換算では11.16%ということになります。
まずまずのリターンではありますが、投資をしているのならもっと利益が欲しいと思ってしまうような利益の量でした。
とはいえ、全く相場のことを考えず、ひたすら放置してこの利益が得られているので、良しとします。
自動売買と聞くと『難しそう』と感じるかも知れませんが、そんなことはありません。
トラップを仕掛ける値幅とトラップ回数を決めて、決済する金額を決めてセットするだけです。
記事の後半ではトラリピのトレードについて話をしていきます。
相場環境の振り返り
ここからは1月の相場の振り返りをしていきたいと思います。
為替市場については若干のボラタリティが出てきています。ドル円に関しては103円半ばから105円まで動いていますし、ユーロドルは 一番動いているのはポンドでしょうか。
チャートを見ながら確認しましょう。
<ドル円>

日本人の多くが取引しているドル円です。103円前半から105円にタッチしような動きをしていることがわかります。
<ユーロドル>

世界の取引量1位、ユーロドルです。ユーロ安が進んでいることが分かります。
<ポンド円>

じゃじゃ馬通貨のポンド円。綺麗な右肩上がりのチャートです。ユーロ離脱とワクチン接種開始が影響しているのでしょうか?
<ペソ円>

メキシコペソ/円は私がトラリピを仕掛けている通貨です。
こんな感じで、動きが鈍くなっています。
チャートの色が違うのはトラップ範囲を示しているためです。
この記事を書いている2月17日現在でも決済できている回数が少なくなっていて、ボラタリティの低さを感じます。
日米の金融市場について
為替の動きに関して一番の重要事項は各国の金融政策です。
なぜかというと各国の通貨量が減ったり、増えたりすることで相対的にえんの価値が上がったり、下がったりするからです。
コロナ後の経済の中ではどの国も経済的打撃を受けているのは同じなので、この金融政策の差が為替市場を動かしていると言えると思います。
日米の金利差は現状ほとんどありません。
中央銀行は概ね0%を維持しようとする金融政策をとっています。
これは、コロナ感染で経営に打撃が出ているので、金利を落として、少しでも救済していこうという政策です。

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トラリピのトレードについて解説
ここからはトラリピでの自動売買を行うための手順を解説していきます。
口座開設の手順は省きますが、入金が終わった段階での話をします。
マネースクエアについて
マネースクエアという会社はラジオ日経の中の番組提供もしている会社で、取引実績も高い会社です。
そして、トラリピという自動発注システムは特許を取得している自動売買ツールです。
設定した範囲の中で売買を繰り返してくれる仕組みなので、ほとんど放置してしまえるトレード手法となっています。
FXトレードで失敗したことのある私からすると『無茶なトレードをしなくなって利益が出ている』という感想です。
FXはリスク管理ができてしまえば効率よく稼げる投資ツールなので、ここを理解いただけるといいかと思います。
設定方法
まずはトラリピの発注画面を見ます。

次にトラップレンジの設定をします。

そして注文金額とトラップ本数を決めます。多くしすぎるとリスクが上がりますので、私はこのように設定します。注文金額は1ロットあたりの通貨量。ペソなら1万通貨で大丈夫ですが、ドル円なら0.1万にした方がリスクを抑えられます。
それから、利益金額を設定。私は細かく300円にします。ポジションが300円分の値動きをした時に決済されるということです。ここにスワップが加算されますので、300円の時もあれば、316円などとスワップが付く時もあります。

最後に下のバーでリスクの試算をします。ポチッと

運用予定額を入力して試算していきます。私は入金額30万円ですが、このトラップが3セット目なので10万円としました。
それとトラップ10本ではレバレッジが5倍を超えていましたので7本に減らしてみました。
これで最終確認をしていきます。

上記の設定でスタートしてみて他のトラリピ設定と併用しつつ、レバレッジが上がりすぎたと思った時にはトラリピを停止させるなどしてリスク管理をしていきます。
運用のメンテナンス
運用のメンテナンスはほとんど入りませんが、必要な場合もあります。
必要になるときはどんな時かというと
- 証拠金維持率をチェック
- 決済収益をチェック
- チャートをチェック
上記をしていき、あまり収益が出ていなければメンテナンスをしていきます。
証拠金維持率が低ければトラップを1セット増やしましょう。
その時はトラップ回数は少なくしてください。
リスク管理の上でポジションが多くなることを防ぎます。
収益が低くなっていたり、チャートを見て、設定範囲外でチャートが推移しているようなら、トラップ範囲を移してみましょう。
こんな感じで、運用のメンテナンスはすごく簡単にできてしまいます。
収益性について
収益についてはチャートの動き方や決済金額、トラップ本数によって変わってきます。
たくさん資金があれば設定範囲を広く取って、トラップ本数を多くして、決済金額も多めにします。
ですが、リスクの取り過ぎは退場を早めてしまうこともあるので、ほどほどがいいと思います。
ここで、私が基準にしている目安があります。
それは、スワップ金利から見たトレード利回りです。
例えば株式投資の平均利回りは5から8%です。
米国金利は通常2%程度。
高金利通貨の金利は6から8%です。
そして、スワップ投資で言えばレバレッジ2倍から3倍程度で運用するのが一般的だと思います。
ということはレバレッジが2から3倍になるように保有ポジションを調整すればいいということになります。
レバレッジの計算方法は・・
レバレッジ=(通貨ペアのレート×取引数量)÷口座残高
となります。
実際に計算してみると(1ペソ5.27円)
(5.27×70,000通貨)÷247,052円=1.49
この時のレバレッジは1.49倍となります。
レバレッジ3倍まで許容するのなら
(5.27× ■ )÷247,052円=3となり
■を求めるには
247,052÷5.27×3=140,636となり
140,000通貨でレバレッジ約3倍となります。
(久しぶりに数学の頭を使いましたwおそらく今年一番難しい計算だっと思いますw)
レバレッジの計算は参考にしていただけると思います。
まとめ
レバレッジの考え方を持つとスワップポイント(金利)がどのくらいの利率でもらえるかが計算できます。
メキシコペソは10,000通貨で1日あたり3円もらえます。
140,000通貨なら1日42円もらえます。365日での計算なら15,300円となり、300,000円で運用しているならスワップの利回りは5.11%となります。
本来はこの倍くらいもらえるようにレバレッジをあげていくのですが、リスクを抑えるためにはこの程度が妥当だと思います。
ということで、今回の記事では少し、基礎的な部分にもふれてきました。
決済収益がなくても保有しているだけもスワップポイント(金利)がつきますので、毎日の楽しみはあるのかなと考えています。
また、世界各国が金融緩和をしていて、どの国も政策金利が0%に近いということは、2国間の金利差がないので、為替の変動は少なくなってしまいます。
しかし、メキシコペソのような高金利通貨なら持っているだけでスワップがもらえて投資リターンが向上するので私はドルより、メキシコペソを選んでいます。
何かの参考になれば幸いです。
それでは。
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