はじめに
ローリスクローリターンの投資を考えた時に、債券や金(ゴールド)を取り入れた投資が一般的だと思いますが、100%株式であっても、ローリスクローリターンの投資は可能だと思っています。
今回は100%株式の投資方法を考えてみたいと思います。
そして、この記事の想定読者さんは私のような、年収400万円ほどで子供が2人いる家庭のサラリーマンということで想定していきます。
ですので、毎月の投資額でいえば1〜3万円程度、ボーナス時はその大半を投資に振り向けるということにしますが、年間の投資額でいえば50万円〜100万円程度の追加投資ができることを想定していきます。
投資初心者の方に参考になる内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。
このブログでは年収400万円、
福祉系サラリーマンの凡人が
FIREを目指すために実践して
いることを発信しています。
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✅楽天証券NISA
✅米国株投資
長期分散高配当投資です。
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Contents
ローリスクな投資とはどんなものか?
ローリスクローリターンの投資を考えた時には、株式より、債券の比率を高めて、価格の変動を抑えて、安定的なインカムゲインなどを得るということが、ローリスクな投資だと言われています。
ところが債券の比率上げる投資だと、資産形成が遅くて、FIREどころか老後の資金すら貯めることが難しい可能性があります。
年間の投資に回せるお金が200万、300万あるという方はそれだけ、収入が高いということなので、貯蓄+債券多めの投資でも良いかもしれません。
しかし、平均的な年収のサラリーマンはある程度利回りを高めつつ、リスクを抑えていく必要があります。
今回は資産の100%を安定的な株式または投資信託を購入する方法を考えていきますので、参考にしていただけたらと思います。
どんなトレードスタイルで投資をするか?
行う投資は株式投資で、使う口座はNISA口座とPayPay証券を使います。
私はこの二つの口座は必須の投資ツールだと思っていますので、参考にしていただけたらと思います。
で、基本的には毎月、毎月、NISA口座で積み立てを行いますので、そこではMAXの33,333円を積み立てていきます。それと、まだ余力がある場合にはPayPay証券を使って積み立て投資を行います。
この2つの投資は毎月入金していくタイプの投資方法ですので、それぞれの口座へ自動振り込み予約を銀行で設定しておくといいと思います。
で、毎月3万も4万も入金できないよという人はボーナスの比率を上げて、ボーナスが出たら、先に投資口座へ振り向けてしまいましょう。
私は節約と倹約を頑張って積み立てNISAで毎月3万円、PayPay証券では毎月7万円の入金ができるように調整しています。
毎月平均的に10万円が入金できると、10年後、15年後の資産の貯まり方は預貯金と比べ物にいならないくらい増えますので、楽しみです。
資産形成で組み入れる銘柄とは?
ここからは資産形成に必要な株式をどうやって選ぶかを考えていこうと思います。
まず、積み立てNISAの口座で買う投資信託は『全米株式インデックスファンド』か『全世界株式インデックスファンド』がいいと思います。
上記二つの投資信託は米国や世界経済が堅調に成長するであろうと予想して投資をするわけですが、過去の実績を見るとここを選ぶことが無難です。
日本株ではない理由としては
『人口減少や投資マネーは日本ではなくアメリカに集まっている』ということを考えると、『全米株式』か『全世界株式』の投資信託を選ぶことになります。
それから、PayPay証券では米国企業の銘柄を買うことができますので、これからも成長していきそうな企業の株式を購入していきましょう。
例えば、GAFAM(ガーファム)と バリュー銘柄を買うか、米国に上場するETF(上場投資信託)を買うというスタイルが考えられます。
詳しくは次の章で企業名やファンド名を挙げていきたいと思います。
具体的な銘柄を見ていきましょう
積み立てNISAの口座で買うべき銘柄
- eMAXIS Slim 米国株式
- eMAXIS Slim 全世界株式
- 楽天 全米株式インデックスファンド
- 楽天 全世界株式インデックスファンド
上記の投資信託がおすすめだと思っていて、『米国株式』と書いてあるものは米国市場の数千社へ分散投資をしている投資信託で、全世界という名前がついているものは米国を中心に世界の企業へ分散投資をしている投資信託です。
eMAXIS Slim(イーマクシススリム)と楽天ではほとんど違いはありませんので、『楽天派』か『そうではない』かで決めても良いレベルです。
全世界株式の中身をみてもほとんど違いはありません。ただ、eMAXIS Slimの全世界のシリーズには【日本株を除く】ものと【オールカントリー】があります。
私は他に日本株を運用していますので、(日本株を除く)eMAXIS Slimにしています。
米国企業の個別銘柄
ETFでは
SPY(SPDR S&P 500ETF)というETFがあって米国の500社に分散投資ができます。ETFの詳しい解説はこの記事をご覧ください。
それからVTI(バンガード・トータルストックマーケットETF)という米国の3,600社に分散投資ができる上場投資信託があります。
これらは証券会社の米国株口座で円をドルに変えることで購入することができます。
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はい。よく分からない人はPayPay証券から円で直接買えてしまうので、探してみてください。
続いて個別企業を見ていきたいと思います。
巨大テック株
- Apple
- Amazon
- Microsoft
バリュー株
- ジョンソンエンドジョンソン
- プロクターアンドギャンブル
- マスターカード
- JPモルガン
- コカコーラ
- ダウ
このあたりの銘柄を組み込んでおきたいです。
時価総額世界トップクラスの企業の株はリスクが心配だから買いたくないという人は米国のS&P500平均株価に連動するETF(上場投資信託)または、SP500に組み入れられていない企業にまで、裾野を広げた全米株式インデックス(VTI)が良いと思います。
ちなみに、S&P500に組み入れられていないとクズ株なのか?というとそうではありません。2020年末に新規に組み入れられた銘柄は『テスラモーター』です。
みなさんご存知のテスラですw
イーロンマスクです!
スペースエックスです!
ビットコイン1,500億円分買ったことでお馴染みのテスラです。
日本の自動車会社全部とテスラを比べてもテスラの方が圧倒的に時価総額が大きいので、S&P500に採用されていなかった会社でも超巨大企業はゴロゴロ存在します。
個別企業ではローマ字表記しているGAFAMは米国を代表する企業で、この先10年20年と経済を牽引していく企業だと思いますので、ここを組み入れておいた方がいいでしょう。
これらは単なるテック企業(テクノロジー企業)ではなく、莫大な資本を成長のために惜しげもなく投じられる企業です。
経済は『規模』の世界でして、お金があればどんな事業もできます。
だから、巨大企業を買っておくことは安心につながります。
そして、カタカナ表記をしている企業は米国を代表する世界的な優良企業です。この企業は世界各国で事業を展開していて、取って変わられることが少ない企業です。
トレードルールを決めよう
トレードルールについてですが、ローリスクローリターンを目指すなら長期投資でしか成し得ません。
『損してるから投資はやめる!』とか『儲かってるからちょっと現金に変えちゃお』というように途中で撤退することは資産形成にとってはリスクであるといえます。
右肩上がりの成長を続ける市場においては『乗りっぱなし』で『抱えっぱなし』がリスクを抑えることにつながるし、リターンも確実にもたらしてくれる投資だと思います。
これは私の戦略ではありますが、これを提唱している多くの資産家が行なってきているものですので、このルールは世界共通の認識だと言えます。
目的別に使う証券会社を変える
最後に目的に応じてトレードする証券会社を変えるということを提示して終わりたいと思います。
とにかくNISA口座を持とう
投資資金が10万円程度だろうが、100万円以上あろうが、まずは楽天証券やSBI証券を使ってください。
これは積み立てNISAの口座を持っておくために必要な証券会社です。
ここで口座開設して、毎月33,333円の積み立てNISAを初めてください。
Amazonより楽天市場派なら間違いなく楽天証券がおすすめです。ポイント還元があったり、クレカ引き落としでお得に投資ができます。
証券口座なら楽天証券!!
マネーマシン01
それからまだ、毎月投資できる余力がある人はPayPay証券で個別銘柄を積み立ててください。

✅私も使っているPayPay証券✅
詳細確認は上記のリンクからのぞいて見てください。
ここから口座開設もできます。
この証券会社はトレードにはあまり向いていませんが、毎月淡々と積み立てる用の口座として持っておきましょう。
なぜトレードに向いていないかというとチャートや分析ツールがないからです。目で見て買うか売るかの判断をする人には不向きですが毎月淡々と買い続けるにはちょうど良い証券会社です。
PayPay証券では前の章でお伝えしたアメリカ株の個別銘柄を毎月積み立てていくのですが、配当がもらえるようになるとそれが、毎月のキャッシュフロー(配当所得)を生むようになります。
投資資金が大きくなれば次第に受け取れるキャッシュフローが増えますので、生活を助けてくれることになります。
▼私のマネーマシンの実績を載せておきます▼
まとめ
これらが、ローリスク・ローリターンで安全に資産形成していくためのロードマップです。投資元本に余裕がある人はNISA口座に数ヶ月分の資金を置いておいて、あとはPayPay証券への入金用として取り分けておくと良いと思います。
始めの方でお伝えしましたが、ポートフォリオというのは株式、債券、金、不動産などをバランスよく組み込むのが、一般的なのですが、株式投資だけでも十分リスク分散ができると考えています。
それは、NISA口座で購入する米国株インデックスファンドや全世界株式インデックスファンドの中には不動産企業が入っていたり、金採掘会社の企業が入っているので、概ね、セクター分散ができていると考えているからです。
そして、PayPay証券で買う銘柄の中には景気に左右されづらい生活必需品を扱う銘柄を多く入れています。こうすることで、暴落の影響をうけづらく、その後の回復も見込めるという目論見があります。
最後に、このローリスク・ローリターン戦略の投資には爆発力はありません。一気にお金持ちになれるというよりは20年後のための資産形成だと考えてください。
時にはソワソワしてしまうくらいの暴落に見舞われることがあるかもしれませんが、その時も淡々と毎月積み立てて、ゴールである20年後を見据えて投資を継続してください。
私も継続して投資を続けていくつもりですので、一緒にゴールへ向けて走っていきましょう。
▲私も使っているPayPay証券。詳細は上のタイルをのぞいて見てください▲
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