今回の記事では高金利通貨であるトルコの大統領が、中央銀行の総裁を更迭したということを踏まえながら、高金利通貨はリスクの高い投資だという話をしていきます。
それから、毎月恒例の収支結果報告もしていきますので、参考にして頂けたらと思います。
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トラリピの収益結果まとめ
2021年3月のトラリピ収益の合計は11,220円となりました。
月間利回りの換算では3.74%と出来過ぎた成績でした。
現実味はまったくありませんが年間利回りで換算すると44.88%です。
この年間の換算はただの数字遊びなので再現性は無いかと思います。
ちなみに決済回数は31回でした。こんなにたくさんチャリンチャリン決済できたのは初めてだと思います。

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米国債の行方を知って投資スタンスを決める
アメリカのGDPはコロナ前と後を比較して5000億ドル(50兆円)のマイナスになったとされています。
景気支援策や経済対策としてはこのマイナスになった分の5000億ドルを補填すればいいはずなのですが、1.9兆ドル(220兆円)と3兆ドル(330兆円)の景気刺激策を発動しているというのは、やり過ぎている感は否めないところです。
こんなにドルをばら撒いているのになぜドル安にならないかというと各国が追随してマネーのバラマキをしているからです。
相対的にお金の価値は変わらないという状況になります。
しかし、米国債の金利がどうして上下するのかといえば、金利低下圧力としては中央銀行の金利上昇抑圧姿勢があります。
反対に金利上昇圧力としてはドルを他国通貨に戻すときに起こるドル売り(債券売り)などがあり、その綱引きとそこに加担する機関投資家の駆け引きが起きて金利はシーソーのように上下します。
米国債の金利は低水準にあることから今後は緩やかに上昇することが想定されます。
ということはドル高方向へ動くことが想定されます。
今年の初め、多くの為替トレーダーや機関投資家はドル安方向に相場を見ていました。
しかし、4月のドルは110円ミドルという為替水準です。これを考えると機関投資家でさえもこの為替動向は読めていなかったということになります。
私も年初からは相場の方向感を見誤っていました。
▼私は1ドル100円を割ると考えていました▼
とはいえ、私はドル円をトレードしておらず、今月に関してはありがたいことに決済益も得られています。
何が言いたいかというと『FXは機械的に売買することが一番安定している』ということです。
機械的に売買するにはトラリピは優れた投資ツールだと思います。
トルコ中銀の総裁、2年で3回目の更迭
トルコ円は3/19に10%を超える暴落を見せました。エルドアン大統領がトルコ中央銀行の総裁を更迭した為です。
中央銀行総裁が更迭されたのは過去2年間で3回目です。かなりの政治不安が残る采配だと思われます。
トルコはコロナショックのために観光需要が蒸発し、国内産業が低迷したため、金利を低くしたいところなのですが、物価安定のためには金利を上げていかなくてはいけない状況でした。
そこにきて、エルドアン大統領は力技で金利を低くさせようと総裁を更迭した訳です。
ちなみに中央銀行の前総裁は就任時の10%から19%まで利上げを行い、世界からはそこそこの信任を得ていたということです。
この状況では今後、トルコの利下げが行われ、物価安定が失われ、リスク国というレッテルが貼られたのち、経済破綻になりかねない状況があると思います。
新興国というのはこういった『破綻リスク』や『政治リスク』もありますので、新興国投資は慎重に行わないといけないと考えています。

上の画像はトルコリラのチャートです。ずっと右肩下がりのチャートになっていて買い持ち(バイアンドホールド)するのはキツい通貨だと分かります。
メキシコペソのチャートを振り返っておきましょう
私が投資(トラリピ運用)をしているメキシコペソのチャートを見ていきましょう

この通貨は当たり!という気はまったくありませんが、トルコリラよりはヨコヨコしている通貨な気がします。
メキシコは資源国としての地位を有しており、中南米でブラジルに次ぐ経済国です。
そして、総輸入額の約半分がアメリカから。総輸出額の約8割がアメリカへの輸出となっています。
ですので、アメリカとの経済に深く関係している国ということになります。
アメリカの経済が好転してくるとメキシコ経済も好転してくると思うのですが、関係が悪化すればメキシコにとっては命取りになりかねません。
この点がペソ運用の弱点だとは思います。
米国のバイデンさんにはメキシコと仲良くしてもらうことを願いながらトラリピを運用していこうと思います。
また、バイデンさんが脱炭素を掲げてシェール潰しに動くと原油価格が上がり、その影響は産油国であるメキシコへの恩恵もあると考えています。
自動車での石油需要がなくなるのはまだしばらく先のことなので、アメリカの政策にも注目していきたいと思います。
トラリピの設定と今後の展望について
続いて今現在のトラリピ設定について解説していきたいと思います。
私の設定は以下のようになっています。

- 5.0円〜5.49円
- 5.2円〜5.35円
- 5.2円〜5.39円
この3本のトラップを去年の秋くらいから運用していて、資金を追加したときにはトラップ設定を増やしています。
トラップを増やすことで含み損を負うリスクは増えますが、収益化するチャンスは増えますので、証拠金を増やしたときにはトラップを増やしています。
また、こちらの記事でも解説していますが、↓

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普通のFXだとハイレバレッジだったり、ハイリスクで心配だという人もこのトラリピ運用だと自分でリスクを限定できるので、安心して放置することができると思います。
私の運用ではレバレッジ1〜3倍弱で推移しています。このレバレッジを5倍10倍・・25倍にまで上げていくと『夜も眠れないソワソワ運用』になってしまいます。
これをしないのがトラリピのいいところでしょう。
また、最初に注文を決めてしまっているので、あとは機械的に『買って売って』を繰り返してくれるので、私はほとんど相場を見なくても済みます。
チェックするのは
- レバレッジ倍率が通常運転か?
- 決済益が出ているか?
だけです。
あとは他のプログラミング学習や読書に時間を割いています。
今後もこのような運用を続けていこうと考えていますので、引き続きフォローしていただければと思います。
まとめ
ということで、今回は2021年3月のトラリピ運用の収益結果をお送りしてきました。
月利で3.74%もの利益が出たのはかなりの好結果だっと思いますが、いつもこのような結果にはならないと思っていますので、来月以降も欲張りすぎず、淡々とトラリピ運用をしていこうと思います。
このトラリピの自動売買はマネースクエアというFX口座があれば、誰でも手軽に始められるツールですので、『FXに悩まされたくない』という人にはオススメできると思いますので、以下のリンクからチェックしてみてください。
それから、『月利5〜10%を安定的に叩き出す自動売買ツールを50万円で販売します!』などというセールスは『情弱を釣るだけの餌』ですので、悪質業者の養分にならない様に気をつけてください!
月利10%出るならその業者がやればいいわけで、50万円で販売しないでひっそり儲けまくればいいんです。
それを販売しているということは『販売によって利益を挙げたい業者』ということになります。
気をつけてください。
それでは。
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