はじめに
今回の記事ではカナダの中央銀行がテーパリングに動き出したことをみながら、今後の為替市場について見通しを考えていきたいと思います。そして、私の自動売買であるトラリピの成果についてもご覧いただければと思います。
FX取引に疲れてしまった人や収益が思うようにいかない人も『トラリピの実績』を眺めながら参考にしていただければと思います。
ちなみに、4月については低調だったので、刺激の少ない運用になっています。
それではいきましょう。
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Contents
4月のトラリピ運用実績について
4月にトラリピが自動的に決済してくれた収益は966円となりました。
先月の10,000円越えから見たら10分の1の規模になってしまいました。
こんな相場もありますので自動売買ツールでガリガリ稼ごうというのは少し難しいように思います。
ガリガリ稼げる自動売買ツールで言えば、MT4というプラットフォームを使ってEAという売買プログラムをカスタマイズして・・という手段でプログラムトレードが可能です。
とは言え、私は今の所『為替取引』で大きな利益は求めていませんので、トラリピの売買ツールで十分かなと考えています。
その他、4月中にはこんなツイートもしておりましたので、備忘録として貼っておきます。
4月の為替相場を振り返ろう
4月の為替相場ではいろんな意見が交錯した展開になっているように感じます。
まずは、コロナワクチンの進捗に伴う経済回復の論争です。コロナワクチンの進捗が高まれば、アフターコロナの展開になり消費活動が再開されます。すると経済が好転していくので、金融緩和は要らなくなるのでは?という話につながっていきます。
もう一つは金融緩和と似ていますが、給付金や支援金を止めていこうという動きがあります。今の世界経済は給付金を出して、失業者の救済を行なっている状況です。しかし、雇用が再拡大すれば給付金を縮小する動きに変わってきます。いずれはこの給付金は無くなりますし、金融緩和も無くなります。
その時為替市場はどうなるか想像できるでしょうか?
私はリスクオフが来てからリスクオンが来ると思います。このリスクオフの時にポジションを持っていないことを祈りながらトラリピを続けていこうと思います。
カナダ中央銀行が利上げに動き出した
金融緩和や国債買い入れを元に戻すという金融政策といえばテーパリングです。日本で言えば追加の金融緩和策を無くしたり、日本株のETFの買い入れを減らしていこうということになるかと思います。
そして、その後中央銀行は政策金利をコロナショック前の水準に少しづつ戻そうという動きが出てきます。
これの先駆けと言える出来事はカナダ中央銀行の利上げ観測です。
利上げをするということは市中の事業者の借入金利の負担が増えるということになりますが、それが許容できる水準までコロナショックが落ち着いてきているということをカナダ中銀は見込んでいるのだと思います。
翻って、アメリカの中央銀行FRBの政策を確認すると、『金利を上げることを考えてもいない』という発言があったりしています。
なお、FRBが金利政策を変更する際には『情報をコソッとリークする』らしいです。これはじっちゃまがYouTubeライブで解説されていたことなのですが、FRBがいきなり金利を上げることはなく、ウォールストリートジャーナルなどの経済紙の記者に『実はそろそろ・・』ということを告げるそうです。そのようにして『事情筋からの情報』ということで告知して市場がどんな反応をするか見極めながら金融政策を展開しているそうです。
日本でもそのくらい慎重な政策をしていてほしいものですが・・
今後の為替見通しはどうなるか?
では、今後の為替見通しはどうなるか?ということを考えていきたいと思います。今年いっぱいは米ドルの利上げはなさそうだと思いますので、ドル円に関しては横ばいの動きになるのではないかと想定しています。
とはいえ、コモディティの15年周期というスーパーサイクルが始まっているとすると金や原油の価格が上昇しやすくなります。そして、相対的にドル売りが加速するようにも考えています。
他国の通貨に関してはコロナワクチンの進捗状況によると考えています。
ワクチンに関して言えば、日本の進捗状況どのくらい遅れているかをご存知でしょうか?
こちらの記事にも書いていますが、
米国は約35%の人が接種を完了しています。しかし、日本で言えばまだ1.2%程度ということで、諸外国に比べて遅れを取っています。
これは日本政府の対応がどうとかということよりは、ワクチンを供給する側から見て、日本は感染人数が他の比べて少ないから、もっと被害の大きな国にワクチンを優先的にまわそう。という意図が働いています。
これで、日本がワクチン進捗でトップ3に入るようなことがあれば『カネにものを言わせて圧力をかけている!』と諸外国から非難が起こっていたかもしれません。
こういった事情があるので、日本のワクチン進捗率は遅れをとっているようです。
話を為替見通しに戻しますが、資源国通貨は高止まりをして、ドルに関しては安くなり、ユーロやポンドはドルと比べて相対的に高くなるのかなと見ています。
コモディティーのサイクルとドルの関係
先述しましたコモディティのスーパーサイクルについて雑学を入れていこうかと思います。
これはバフェット太郎さんの受け売りなのですが、
スーパーサイクルという13〜17年周期の大きな潮目が来ようとしています。
長期の上昇相場と長期の調整相場を繰り返すサイクルのことなのですが、過去のサイクルを振り返ると
1898年をボトムに1915年がピーク(17年)
1932年をボトムに1949年がピーク(17年)
1966年をボトムに1980年がピーク(14年)
1995年をボトムに2008年がピーク(13年)でした。
そして昨年2020年をボトムに上昇相場に入った可能性があるということなのです。
これはただ単に値動きだけを表しているのではなく、時代や経済、労働人口や政治の循環が寄与していると言われています。
昨年の新型コロナウイルスの拡大で世界各国が金融市場に資金供給したことや市民のお財布にお金を給付したことを考えれば、相対的にコモディティーの価値が上昇するに事足りる条件だと考えられます。
ということでジャブジャブ状態のマネーの価値は相対的に低下してしまうことになります。
ということはドルの影響力は弱まり、安く停滞するのではないかなと考えています。
ドルの動きが鈍くなるということは他国通貨が強くなるか、為替市場の過熱感がなくなるように思います。
また、仮想通貨が現代の通貨としての市民権を得ようとしている背景を考えれば、資金は仮想通貨に移動していくというシナリオも想定しておく必要があるでしょう。
最後に
最後に、アメリカのお隣、カナダでは想定以上の経済回復が進んでいるためにテーパリング(国債買い入れの減額)をして金融の正常化に向けた動きが出始めています。
とはいえ、アメリカでは『インフレ率には振れ幅を持たせて注視する』ということなので、経済指標だけでなく労働市場の復調も確認しながら、テーパリングが開始されると考えています。
テーパリングが行われればアメリカの金利は上昇して、ドルが買われる要因になります。ドルのトラリピであればかなりワークする公算が高いようにも思いますが、私が設定しているメキシコペソは新興国通貨なので、ドルへ資金が回帰してしまえば、メキシコペソには『売り』要因となってしまうことが考えられます。
ドルでの設定を考えた方が良いか検討する必要があるかもしれません。
そんなこんなで、全自動のFXトレードツールではありますが、利益の最大化を目指すなら、世界経済の動向も見ておいた方がいいと考えています。
それでは

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