はじめに
今回の記事では、今話題になりつつある『マイクロ法人』について話をしていきたいと思います。
しかも、それが、ほとんど他者の指図を受けずに、他者とのしがらみに巻き込まれることなく、他者に忖度せずに法人経営ができるとしたら、さぞ、ハッピーな人生が待っていると私は考えてしまいます。そんな話を具体的に話していきますが、『こうなったらいいな』という理想の話をしていきますので、事実に基づいたフィクションであることをご承知おきください。
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Contents
マイクロ法人とは?
マイクロ法人とは、株式会社や合同会社を小さく作って、従業員は雇わず、自分だけもしくは自分と数人で運営する会社法人のことを指します。
マイクロ法人とサラリーマンの大きな違いは『経費』にあります。例えば、サラリーマンとしてプログラミングの仕事をしているとお給料が支払われますが、交際費や通信費、交通費などは給与から支払わなければいけません。ということは課税された後のお金を使っているのでその額分の税金がもったいないことになっています。
要は10万円の利益に対して20%の2万円を税金で納めているのがサラリーマンであるのに対して、10万円から経費として5万円を差し引いて、残った5万円に20%の税率をかけて1万円の税金を納めているのが法人経営者ということです。
こうやってマイクロ法人は支出を最適化することができるので、サラリーマンより法人経営者の方が、お金を上手に残すことができると言われています。
マイクロ法人設立とサラリーマンの二刀流
次に、マイクロ法人経営と、サラリーマンの併用の話をしていきましょう。
マイクロ法人の経営は、サラリーマンの副収入を最適化するための箱という認識を持っておくといいと思います。
例えば金融商品のトレーディング事業
株式やFXなどの投資を副業として行うのと、法人が事業として行うものでは税率はさほど変わらないものの、使える経費が変わるので、法人化がおすすめだと考えています。
で、個人の株式投資の課税税率は約20%になっていて、今後25%や30%に税率が引き上がるようなことがあれば、ますます、法人化がおすすめになっていきます。
それから、個人でのFX投資については雑所得扱いで、20万円以上の利益に対して一律約20%の課税がされます。
一方、法人の税率は資本金1億円以下の課税金額が年800万円までなら15%、同じく課税金額が800万円以上の部分に対しては約23%となっています。
なので、課税金額が800万円に収まるのなら5%くらいの節税になります。
このインパクトは具体的には最大で40万円ということになりますね。
サラリーマン収入はコントロールできない
次に、サラリーマンの収入を見ていくのですが、サラリーマンには課税所得を控除してくれる制度として『基礎控除』というものがありますが、独自に節税するツールがほとんどありません。
できるとすれば、iDeCoをやるか不動産投資を行うということになるかと思います。
個人事業主や法人経営であれば、『経費』を使って利益を抑えることができます。
で、サラリーマンの個人がトレーディングを行い利益を挙げて、税金を普通に納めるよりか、法人口座を使ってトレードをし、出た利益を経費と相殺させて支払う税金の額を圧縮しようというのが、法人と個人の二刀流をする最大のメリットとなります。
次の章ではこの経費について深掘りした話をしていきたいと思います。
経費で生活する
では、この章では経費をどんな感じに使っていくのか?ということを話していきます。
経費を使うためには稼がないといけません。ここではFX投資法人を運用して年間300万円の利益が出ているということで話をしていきたいと思います。
なにが経費になるのか?
経費になるものを列挙していきその多さを知っていただきたいと思います。
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 家賃
- ガソリン代
- 自動車整備費用
- 交通費(ETC等)
- 食事代
- 通信費
- 日用品
- Suica入金
- 書籍代
- 家具什器費用
- プレゼント代(※)
- YouTubeプレミアム
- リベシティ会費
- 各種保険料(※)
- 外食費
- 自動車購入費
- 喫茶店代
- ゲーム購入、課金代
- 文房具
- 趣味(カメラ、DIY、家庭菜園、ブログ、情報発信、教育、旅行・・なんだって可能です。考え方次第です)
などなど、他にもありそうですが、私の毎月の出費を見返すとこんなところになると思います。
住宅に関する光熱費や日用品代などは按分(折半)する必要がありますし、保険料は『法人名義』のものに限られるとはいえ、経費として参入できるものは多いです。
そして、Suicaに入金することで雑費をまとめて経費にすることができます。Suicaって『移動』に使う電子マネーですけどいろんなところで使えちゃうんです。
そして、自宅兼事務所にしたり、車を社用車…というかリース形式にすれば毎月定額の経費にすることも可能です。
こうやっていくと毎月15万円くらいの経費を作ることができます。
で、年間で見ていけば180万円くらいの経費が作れて、その額をFXで得た300万円から180万円を引くと利益は120万円が残るということになります。
そこに15%の税率で課税されると、年間の納税額は27万円にできます。
個人がFXで300万円の利益を挙げると納税額は300万×20%で60万円でしたが、27万円に抑えることができたので、34万円も節税することができました。
で、180万円という経費分を『立て替え費』として、個人に戻してあげます。
経費の180万円は元々サラリーマン給与で払っているので、180万円は丸々浮くことになります。
その180万円を法人に利息5%で貸し付ければ180万×5%で『9万円』が法人から受け取れます。
トータルで34万+9万で43万円を節約することができたことになります。
経費を使って節税をする訳ですが、収入が増えるということではないし、無駄遣いをしようということではないので、賢く使うことが大事です。
ちなみにですが、『投資』はすべてごちゃ混ぜにして『法人利益』として計算します。
今、再度高値更新の勢いがある仮想通貨で、一山当てた時の最高税率は50%です。
が、法人であれば30%となりますので、そこにもメリットがあると思います。
それから、親族を社員として組織化して報酬を払うという節税方法もありますし、コンサルタント料として、スポット的に支払いを出すことも可能です。
親にお小遣いを払い出してあげることもできるという訳です。
お金がすべてではないですが、コミュニケーションをとってそれが経費になるなら親孝行の一つとして十分成り立つと思います。
何のしがらみもない究極な生活
ここまで、『お金を使うこと』ばかりのメリットを妄想してきたわけですが、マインド面にも目を向けていきましょう。
法人で、ある程度継続して収入を得られるようになると精神的なストレスが和らぎます。
本業のことばかり考えていたものが、客観的に自分を見つめられるようになり、『本業でそんな大変な思いをしなくたってマイビジネスがうまくいっているじゃん』と自分に甘くなれることもあるかもしれません。
はたまた、『今の仕事は迷惑をかけない程度にうまくやり過ごそう』と、天下り官僚のような境地にも到達するかもしれませんw
こうなればあなたはサラリーマンという人格からストレスを感じなくなるはずです。
そして、FX投資法人でストック収入(配当やコンテンツ収入含む)を構築できれば退職してしまってもいいかもしれません。
そんな気概で投資法人を作ってみるのが良いと考えています。
自分だけの法人で自分だけで稼げて、誰にも忖度しない働き方に憧れます。そうなると、関わる相手を選ぶことができますので、メンタル的に良い状態を維持することができると思います。
必要なだけ働き、必要なだけ稼ぐ生活
ここでは働き方のマインドについて触れてみたいと思います。私のマインドは『超絶金持ちより自由な人生を選びたい』と考えています。
みなさんの超絶金持ちっていくらくらいでしょうか?
1億? 5億? 10億? 100億?
多分、到達すると際限なく次のステージに行きたくなるはずです。
もはやそれは『強迫』です。
精神科の単語で強迫は『自分に課したノルマ』を意味します。
もはや金のために働いている状態です。
とはいえ、私が超絶金持ちに成れる要素なんてないのですが、人生に不自由のない、必要なだけの資金があれば、あとは気の合う仲間と地域貢献などをやってみたいと考えています。
地域貢献と聞くと『偽善か』と思う人が多いかもしれませんが、最初はそうでも『情けは人の為ならず』という言葉の通り、最後は自分に良い影響が返ってきますので、地域貢献をしようと決めています。
最後に
ということで、最後の方は脱線しましたが、サラリーマンとマイクロ法人の二刀流はいかがだったでしょうか?
まとめると
- 節税ができる
- 支出の最適化ができる
- 趣味が経費になる
- 生活費が経費になる
- 投資は法人でもできる
- 二刀流という安心感を得られる
- サラリーマンマインド好転
などなどワクワクすることがいっぱいでしたね。
税制面でメリットが大きいばかりか、サラリーマンマインドも好転する可能性を秘めているので、私はこんな風に生きてみたいと考えています。
まずは投資でコンスタントに利益があげられるようになって、無理をしないでもそれなりの収入が作れるようになったら、新ためて法人化したいなと思います。
それでは。
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