はじめに
今回の記事では楽天証券トウシルに寄稿しているじっちゃまのコラムも紹介しながら世界経済を振り返っていきたいと思います。
3月の米国株式市場はとても上下の動きが激しい展開になりました。ニュースでは戦争。経済指標ではインフレ対策に注目が集まり、株式投資家は動きづらい展開だったように思います。
そんな相場環境の次の一手を考えてみたいと思います。それではいきましょう。
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Contents
3月の投資結果まとめ
ではまず最初に3月の収益から振り返りたいと思います。
- シティー 168円
- スターバックス 93円
- インテル 83円
- ファイザー 252円
- エクソンモービル 406円
- IBM 320円
- Microsoft 31円
- シェブロン 178円
- ダウケミカル 331円
- ウォルグリーン 245円
- スリーエム 220円
- ネクステラエナジー 42円
- クラフトハインツ 289円
配当合計2,658円
ということで、過去最高記録となる2,658円の配当金を受け取ることができました。
これは円安メリットにも助けられた結果なのかなとも思いますので、この収益が続くことはないと思います。なので、毎月淡々と配当株を積み上げていきたいと思います。
株式市場のトピックス
ここからは世界の株式市場でどんなことが取り上げられているか?ということを見ていきたいと思います。
ロシアの戦争
この話題が一番の懸念材料でしょう。すでに開戦してから1ヶ月以上が経ちました。
ここでの懸念はロシアが元々輸出していたエネルギー、ウクライナも輸出していた穀物の供給が止まってしまったのでそれぞれの価格が高騰しているということ。
そして、ロシアが国際銀行間取引(swift)から外されたので、ロシアとの商売がとまり、日本国内企業でも影響があります。
ロシアやウクライナにある生産拠点をストップすれば生産量が減りますので企業が稼ぐ利益が減ることになります。
エネルギーに話を戻すとWTI原油という取引規模が最大の原油の値動きはこんな感じです。

一時期、1バレル122ドルをつけていて年初からは1.5倍になった瞬間もありました。
原油価格というのは全ての産業に影響があるので、心配な材料の一つです。
米国FRBが利上げを決定
もう一つがアメリカの中央銀行FRBが0.25%の利上げを行なったことと、『次回の5月、いけるなら0.5%の利上げの可能性もある』と公表しているので、株式市場にとってはネガティブなニュースとなっています。
ちなみに、日本ではさほどトピックスになるようなことはなかったのですが、良くも悪くも『経済への不関心さ』が積み重なるようでつまらない1ヶ月でした。

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じゃっちゃまの金利解説
じっちゃまが楽天トウシルというメディアにコラムを寄稿しています。
ここでは『金利上昇に注目せよ』と語られています。
内容はというと
- 政策金利の基礎理解
- 最近の動きについて解説
- 逆イールドは景気後退シグナル
- 強気の罠に注意せよ
ということが語られています。
政策金利の基礎理解
金利とは中央銀行が操作する政策金利のことを指しますが、経済が加熱してくると政策金利を上げて加熱を抑えたり、景気が冷え込むと金利を下げて、経済の後押しをします。
この金利には長期金利と短期金利がありますが(下記画像と合わせてご覧ください)

短期金利は2年、長期金利は10年を見るのが一般的です。
この差がどのくらいあるか?で景気の先行きを判断します。
今は2.384(10年)ー2.448(2年)=ー0.064となります。
これが表すところは【景気の先行きはリセッションの可能性大】ということです。
金利の上げ下げの要因はもっとありますが、基礎理解はこんな感じで良いかと思います。
最近の金利動向について


上記の画像は楽天トウシルの記事から引用しているものですが、10年も2年も2020年初頭に景気対策として金利を0%付近まで利下げしました。その後、経済の再開が始まるにつれて、金利は徐々に上がり始めます。
しかし、10年債チャートの方が緩やかな上がり方をしています。
じっちゃまは「投資家は遠い将来のインフレはそれほどひどくならないと感じている」と解説しています。
今、ガンガンのインフレ下にありますが、それも落ち着くと予想している人が多いのです。
逆イールドは景気後退のシグナル
続いては逆イールドについて解説です。
通常は2年債の金利より、10年債金利の方が高いです。
分かりやすくいうと、お金を貸す側だと、お金を1ヶ月で返してくれるなら金利1%でいいけど、1年借りるなら10%貰わないと割に合わないよ。ということです。
例外的に30年も借りる住宅ローンはすごく金利が低いぞ。と感じるかもしれませんが、それはまた別の政策が絡むので頭に浮けべておきたいのは『事業用』の金利を想像してみたいのです。
長期金利が低いということは『借りたい人が少ない』→『だから金利も低くします』でも借り手が少ない。ということ。
だから遠い将来、経済の伸びが少なくなるという連想が起きる訳です。
要は金利の逆転現象=リセッション(景気後退)の可能性が増しているということなのです。
強気の罠に注意せよ
じっちゃまは株式投資家もこの金利の動向に注意を払いないといけないと語っています。
この先、ロシアの戦争が落ち着くと株式市場が一時的に活況になるかもしれません。しかし、債券の世界ではリセッションを織り込んでいます。
なので、カンカンの強気一辺倒にはならないで!と語っています。
それからこの逆イールドが発生しても、すぐさま景気後退になるとは限りません。過去の例を振り返ると半年から1年くらいの猶予があります。なので、短期の投資家は売買回転を早めてポジション保有時間を短くするトレードが必要かと思います。
とはいえ、長期投資家には何も問題はないと思います。
だって、その資金は10年20年と寝かせるための長期投資な訳で、この景気後退局面は願ってもない投資の好機になるはずです。
淡々と長期投資を継続していきましょう。
最後にまとめます
ということで、今回の内容は高配当銘柄たちの配当が円安メリットを享受して受け取った配当が多くなったという話をしたり、戦争からのインフレ懸念と逆イールド発生からの景気後退懸念の話をしてきました。
『円安メリット』についてはトラリピFXの記事の方で深堀して解説してみようと思いますが、端的にいうと『外貨や外国株は持っておいた方がいい』という話をしていく予定です。
また、今回は逆イールド発生という話題から全投資家がリセッションを折り込み始めているという状況を受け取り、強気一辺倒のストロングバイな作戦はよろしくないという話をしました。
短期の投資なら値動きの軽いセクターを狙うことが必要ですし、長期投資なら黙って淡々と継続すべし!という話もしてきました。
なぜ、長期投資はやめてはいけないか?という話を改めて深掘りしたいと思いますので、引き続きこのブログやYouTubeチャンネルをご覧いただければと思います。
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それでは。
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