はじめに
今回の記事では毎月コツコツ積み立ててきた株式をかなり売却しました。
益出しをしてリバランスをする意図があったのですが、その内容を詳しくみていきたいと思いますので、内容を覗いてみたい方はぜひ最後までお付き合いください。
それではいきましょう。
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Contents
2022年4月の投資結果まとめ
- ギリアドサイエンシズ 314円
- コカコーラ 238円
- ウォルマート 106円
- HP 277円
- メルク 256円
- モンデリーズ 80円
- オラクル 37円
- マイクロン 16円
- シスコシステムズ 241円
配当合計 1,565円
AT&T 8,179円
決済益とは少し違う『スピンオフ』についてはこの章の最後に解説を加えてみます。
大量の益出しを行いました
HP 12,420円 | アッヴィ 11,627円 |
ダウ 6,319円 | エクソンモービル 31,523円 |
IBM 5,441円 | キャタピラー 7,226円 |
P&G 6,162円 | ブリストルマイヤーズ 7,515円 |
HP 15,048円 | アルトリアG 6,912円 |
メルク 5,379円 | ファイザー 7,138円 |
シェブロン 16,450円 | コカコーラ 7,394円 |
アッヴィ 12,970円 | クラフトハインツ 5,399円 |
ダウ 7,752円 | シスコシステムズ 4,323円 |
P&G 6,945円 | コカコーラ 8,331円 |
メルク 5,788円 | モンデリーズ 2,646円 |
IBM 4,719円 | アルトリアG 8,128円 |
ファイザー 8,377円 | キャタピラー 8,821円 |
Twitter 2,331円 | クラフトハインツ 5,019円 |
Apple 7,156円 | ブリストルマイヤーズ 8,036円 |
Google 5,265円 | シスコシステムズ 5,314円 |
NVIDIA 6,975円 | キャンベルスープ4,114円 |
スターバックス 554円 | キャンベルスープ 4,056円 |
Microsoft 5,828円 | モンデリーズ 3,527円 |
テスラ 4,772円 | スターバックス −1,639円 |
決済益合計金額 292,061円
税引き後利益は233,648円
ということで、今回は配当とスピンオフと決済益がありました。
その3項目の合計金額は税引き前で301,805円となりました。
スピンオフについては過去の記事でも触れてきましたが、AT&Tがワーナーブラザーズを分社化したことによるものです。
で、本来はワーナーの株式を受け取るところですが、PayPay証券にはその株がありませんので、ワーナーに相当する金額を現金として受け取っています。
その株又は現金は特定口座ではなく、一般口座扱いになる上に、この入金された金額はそのまま、利益金として扱われてしまうという少し複雑な集計をされてしまいます。
この辺りは動画にした時に詳しく解説してみたいと思います。
- 一般口座に利益として入金される
- 税金の計算方法
- 一般口座扱いということは自分で確定申告
- スピンオフは嫌われる?
米国市場について振り返る
続いては米国市場について振り返りたいと思います。
4月の米国市場ではウクライナ侵攻と米国の利上げ懸念、それに関わる米国のインフレ動向に振り回される展開となりました。
まずはウクライナ侵攻です。
ここに関しては当事者国も動向に関しては不透明で、攻めている国に関しては次の一手でどんな方法を使うかが全く分からないので、予想も想像もできません。
こんな時はあまり無理に予想すること自体がナンセンスだと思います。
とはいえ、この戦争に関連して穀物やエネルギー(ガス、石油)が高騰していることは間違いがありません。この点では重大な懸念があります。
それから米国の利上げです。
5月のFOMCでは0.5%の利上げが予定されていますし、6月のFOMCでは0.75%の利上げも予想されています。
0.5%が歴史的にも稀な利上げ幅なのに、0.75%は前例の無い利上げとなります。それほどに米国のインフレが強いということになります。
主には賃金インフレが突出していて、その後の景気の加熱を食い止めるための利上げとなっています。
この章をまとめると賃金上昇や物価が高騰していることから統計としてのインフレが強まっており、その加熱感を抑えるためにFEDが異例の利上げを行おうとしています。
インフレ傾向が収まらない限り株式市場にはネガティブに働き、株価上昇は期待できないということになると思っています。

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積み立て投資を決済した理由
ここからは今回の積み立て投資を決済した理由について解説していきます。
積み立て投資というと一番イメージしやすいのはS&P500に連動するインデックスファンド(具体的にはETFではSPYやVOO、投信ならeMAXIS Slimシリーズ)などに毎月積み立てる方法が王道かと思います。
私が今回決済した積み立て投資の内容は米国株高配当個別銘柄をピックアップして積み立てきました。
毎月の投資結果まとめは過去の記事をご覧いただければと思います。
で私が行っている個別銘柄の積み立ては『配当』をもらうための積み立てだったわけですが、想定以上に含み益がアウトパフォームしてしまったので、決済することにしました。
理由は以下のような理由です。
✅株価の値上がりは要因ではない
✅ライフスタイルの変化に対応
✅為替の円安が急進したため
理由としてはこんな感じです。
まずは株価が上がったから決済した訳ではありません。値上がりを期待して老後の年金代わりに積み立ているので、値上がりは当然として、ライフスタイルが変化したことが要因の一つです。
2022年現在で、我が家は子供がキャンプにいける年齢になってきたことと、ママがキャンプに行ってもいいと言ってくれたので、災害備蓄も兼ねて、ポータブルバッテリーを購入することにしました。
ポータブルバッテリーについては今後レビュー記事も書いていこうと思っています。
大容量バッテリーを買ったことで、停電がしばらく続いたとしても何とか自宅で生活していけるようになりますし、キャンプや車中泊ができるようになります。この災害備蓄をするために決済を行いました。
そして、最大の要因としては為替が円安に急激に進んだということです。
為替というのは回帰性があって大体同じレンジに戻ってくるという習性があります。
で、米国株の各銘柄の詳細を見てみると為替だけで20%近くの含み益が出ている状況になったので、為替分の利益を出すようなイメージで決済益を出して、リバランスすることにしました。

とはいえ、これが積み立て投資の王道の方法では無い気がしています。どれだけ含み益が出ても含み損が出ても、ホールドしておくのが積み立て投資のルールではあると思いますので、『リバランス』というのは将来の利益を小さくする可能性もあります。
従って、『投資』に関しては若干悪手かも知れませんが、それを補ってあまりある『豊かなライフスタイル』にポジションを取ったということになります。
積み立て投資のポイント
前章では『将来の利益を低下させてしまう可能性があるリバランスを行った』という話をしてきました。
投資に関しては十人十色の運用方針があると思うので、自身に最適な投資スタイルを見つけていただきたいと思います。
それで、リバランス戦略についても解説を加えたいと思います。
リバランスというのは資産カテゴリーを入れ替えて次の値上がりの時に利益が増えるようにバランスを取ることですが、一番有名なのはウェルスナビだと思います。
ウェルスナビでは国内外の株式や債券、コモディティーに投資をして、『株式が値上がりしすぎた時は少し売って値下がりしている債券を買っていく』ということをやっています。
このように資産カテゴリー間で資金を移していくと投資資金を増やさなくても既に投資した資金だけで資産額を増やすことができます。
そこに『経済の成長』を享受すれば株価は上がっていくことが自然なことなので、『長期投資』は資産を増やせる可能性が高いと思います。
で、なぜリバランスが『将来の利益を低下させてしまう可能性がある』と考えているか?というと、今回リバランスした理由が『円安の急進』だったからです。
為替の回帰性があるとはいえ、今の1ドル130円近辺が今後の基準値になるとすると、1ドル110円くらいで持っていた米国株は『お宝値段』で保有できていたことになるので、売らなければよかったということになります。
とはいえ、リスクリターンは表裏一体でどちらかにポジションを取らなければリターンは得られません。
『二兎追うもの一兎も追えず』ということわざもありますが、私はあえてリスクを取って今回リバランスをすることを選びました。

【0から始めるマネーマシンの作り方完全ロードマップ】
マネーマシンを解説したクレイフィールドnoteへ
日本ではあまり無いスピンオフについて
ここからはスピンオフについて話をしていきたいと思います。
投資家から見たスピンオフの気になる点は『税制』とか『一般口座』に算入されてしまい、計算が若干複雑になるということです。
そこに関しては動画にした際に解説をすることとして、この章では『米国のスピンオフ習慣』について感想を伝えたいと思います。
米国では企業のスピンオフがなかなか多いなというふうに感じています。近年でスピンオフした企業はこんな感じです。↓
米国企業スピンオフ銘柄一覧
スピンオフ元 | スピンオフ企業 |
ファイザー | ゾエティス |
ebay | PayPal |
アボットラボラ | アブビー |
AT&T | ワーナー・D |
メルク | オルガノ |
3M | 一部がネオゲンと合併 |
DELL | ブイエムウエア |
ファイザー | ヴィアトリス |
IBM | キンドリル |
ゼロックス | コンデュエント |
インテュイット・インク | インテュイット |
J&J | ??? |
GE | ??? |
ということで、米国企業では比較的スピンオフが行われています。
日本で見てみるとカラオケのコシダカホールディングスからフィットネス部門のカーブスをスピンオフさせるという計画があるようです。
他にもコングロマリット企業はスピンオフした方が株価が上がる可能性もあるので、今後の『分社化・独立・スピンオフ』に注目してみたいと思います。
最後に
ということで、今回の記事では4月にPayPay証券で積み立てていた株式を売却したという話をしてきました。
その理由としては戦争やインフレを背景とした円安ドル高を受けて、1ドル130円になったため、ドル建て資産のリバランスを行ったということになります。
そのリバランスで出た収益はすぐには再投資せず、『豊かな人生のため』にポータブルバッテリーを購入してレジャーや防災に活かすことにしました。
今後、ドル円が円高に振れた時には元の買い付け残高まで戻していこうと思います。
こんな感じに、投資の方法は十人十色だと思うので、自分のライフスタイルに合った投資を見つけてみてはいかがでしょうか?
それでは!
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