はじめに
今回の記事では円安に進んだ為替相場を振り返りつつ、日本における円安のダメージについて考えていきたいと思います。
また、現状はトラリピではワークしずらい環境になっていることもお話しします。結論をいえば、トレンド相場はトラリピに向かないという話です。
それではいきましょう。
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Contents
2022年4月の投資結果まとめ
決済益の合計は1,248円でした。
今月の決済益はかなり少なかったですね。
要因としてはトレンド相場になってしまっていたので、トラリピがうまくワークできなかったというのが要因になります。
トレンド相場とボックス相場については後述してみたいと思います。
そして、円安が急進したので、トラリピの設定レンジを大きく上抜けてしまったのも、決済が行われなかった要因です。
5/18現在でポジション保有数は0です。
為替市場を振り返ろう
5月のFOMCを受けてFEDは米国のインフレ退治へ、タカ派姿勢を堅持しているという確認をしました。4月の経済指標などを確認してもインフレがピークアウトしているという指標はものすごく少ないです。(一部には見られます)
ちなみに以下のTweetは楽天証券トウシルに石原順氏が寄稿している記事ですが、
その中で、世界最大のヘッジファンド・ブリッジウォーターのレイダリオが指標としている『バブル指標』はバブルではなく、バブルが終わったと解説しています。
このバブルは『株』における熱狂が冷やされたということです。
そして、レイダリオはこう続けています。
歴史が教えてくれるのはバブルが弾け始めると株価は理論価格以上に下方へ過剰反応することが多い
と言っているそうです。
半分株式投資の話になってしまいましたが、パウエル議長は『できればインフレの鎮静は穏やかに済ませたい』と考えているはずなので、大きく株価が落ちることがあれば、ハト派発言を行い市場を安心させることをすると思います。
こんな感じに為替市場も要人発言に踊らされる展開になるかと思いますので、方向感を決めつけず、流れについて行くことが賢明かと思います。
日本における円安のダメージとは
円安のダメージは下のツイートしておいたように『実質所得(可処分所得)』が下がってお財布の紐が固くなっていることにあります。
そして、影響のポイントは2つあると思っています。
1つ目は米国金利の上昇です。これは分かりやすいですね。日米の金利差がつけば金利の高い通貨が買われるというのは誰にでも分かりますね。
2つ目は『貿易収支の赤字転落』だと思っています。
日本が海外から稼いでくる金額より、海外から輸入している金額が多くなると、貿易収支が赤字になるのですが、前回赤字になった時は東日本大震災で、原発を停止した影響で、エネルギーを輸入したことにより輸入額が急増しました。
今回も世界的なインフレとウクライナ侵攻という地政学的リスクからエネルギー価格が上昇しました。そして、半導体不足による輸出の低下や中国のロックダウンによって製造などが行き詰まってしまっていることが原因で貿易赤字が発生しています。
私はこれらの要因からしばらくは円安が続くだろうと考えています。
とはいえ、トレンド相場になってしまった今の状況はトラリピには若干厳しい相場環境なので、円高方向に戻してほしいと思っています。
有事の円買いってホント?
余談ですが、有事の円買いって最近はなくなりつつあるようです。
有事の時には『安心の日本を買う』というのが有事の円買いですが、今は少し違い、海外で事業を行う日本企業が海外に資産を置いておいても危ないので、円転をする。
その為に円が買われる。というパターンが多くなっているようです。
そこにきて金融の世界では日本を買う理由が薄くなっているということで有事の円買いをしなくなってきています。
なので、今回の地政学リスクの局面でも円安が急進しているようです。
詳細はこちらに書いてあります
トレンド相場とボックス相場
FXの相場習性として昔からボックス相場とトレンド相場という習性があります。
ボックス相場とはある程度のレンジ内でジグザグ下に行ったり、上に行ったりします。
トレンド相場とは下値を切り上げて上値を更新したり、反対に上値を切り下げて下値を更新したりする相場習性です。
で、割合てきには7:3でボックス相場の時期が多いようです。ということは、トラリピで設定レンジを決めて売り買いを繰り返していると7割の時期で利益を受け取れるということになります。
とはいえ、今はトレンド相場で値動きが一方方向に動いていますので、私のトラリピは機能しなくなってしまいました。
トレンド相場が儲かる?!
このようにボックス相場とトレンド相場があるので、FXのトレード手法によっては沈黙時期に入ってしまうこともあります。
ちなみに、FXはトレンドに乗っかっておいた方が利益が取れると言われています。
トレンドが出るとストップロスを巻き込んで動くの、値幅が大きく取れるので、稼げる額が大きくなるようです。
私はというと、FXの相場に一喜一憂すると疲れてしまうので、放置系の自動売買ツールで少しづつ利益をとっていく手法に変えました。
今の私はただただ暇な相場環境になっています。
最後にこの記事のまとめ
今回の記事では日本における円安のダメージを考えてきました。
内容的には
- 物価上昇により実質所得が目減りする
- 有事の円買いは減少傾向
- リスクオフモードは相当行き渡った
しかし、ウクライナ情勢集結をみないとリスクオンにはならない
こんな感じでした。
それからFXのボックス相場とトレンド相場について解説してみました。
私がやっているトラリピはボックス相場に適したトレードツールなので、今はあまりワークしていません。
トレンド相場では値動きに対して順張りでエントリーするのがトレードのセオリーらしいので、私は『FX界隈はこんな感じにトレードしているのか?』というふうに見ています。
あまり裁量でトレードするつもりがないので、相場感を失わないためにも相場を客観的に見ていこうと思っています。
最後に
トラリピは稼げる時期と稼げない時期がありますが、『時間を財産に変えるトレードツール』として使用していますので、相場に張り付かないで利益が得られるこの手法には満足しています。
気になった方は下記のリンクから詳細を覗いてみてください。
それでは。
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