はじめに
今回の記事ではつみたてNISAの有用性について確認してみたいと思います。最近、つみたてNISAの制度が改善されるかもしれないというニュースがでましたので、その点についても解説していきますので、最後までお付き合いいただけたと思います。
それではいきましょう。
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8月の投資結果まとめ
- 野村不動産 519円
- 豊田通商 187円
- 三井物産 670円
- 三菱商事 1,218円
- 兼松エレクトロ 1,158円
- 三菱HCキャピタル 415円
- 住友倉庫 1,232円
決済金額の合計は5,399円でした。
- クラレ 525円
配当と決済金額の合計は5,924円となりました。単月の売買益としてみるとまあまあの金額となりました。
月末に決済した苦しめの利益確定だったのですが、ホッと一安心です。
そして、決済した後の余力は8/26のジャクソンホール会議の後の急落した相場で再度入れていますので、ここからの株価上昇に合わせて含み益が増えることを願っています。
日本株の強みは円安にあるのか?
ここからは日本株にとって円安は追い風なのか?ということについて考えてみたいと思います。
まずは、輸出企業にとっては通貨の価値が下がることは企業の利益を伸ばす要因になると言えます。
例えば1万ドルの車をアメリカで売った時、1ドルが100円なのと、150円ではどのくらい利益に差が出るでしょう?1ドル150円の時は100円の時と比べて50%も利益が伸びます。
それは1万ドルを受け取った日本企業がその1万ドルを1ドルあたり150円で換金するので、150万円の収益になる訳です。
だから、輸出企業にとって円安は歓迎できることになります。
この点では日本は輸出企業が多いと言われていたので、円安メリットを受け取ることになるのです。
昔と変わった現地法人の存在
では、現在の輸出企業は円安メリットを受け取っているのか?と言われると昔よりメリットがなくなったと言えます。
それは、輸出企業が海外に現地子会社を立てて、円に換金しなくてもいい体制をとっているからです。
輸出企業にとって為替は思惑通りに行く時にはメリットとして出るものの、逆の時には足枷になってしまうので、為替リスクを避けるために、換金しなくてもいい体制を作ってきたのです。
ということで、日本企業には今までのような円安メリットは期待できないということが言えるのですが、業績には幾分の追い風であることは確かです。
これだけ、円安なのに、なぜ日経平均が爆上がりをしないのか?それは別の理由があります。それは最後にお伝えしたいと思います。

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NISAの制度が変わるのか?
続いてはNISA口座の制度が少し変わるかもしれないというニュースがあったので、確認してみます。
現時点では変更されるというふうに決まった訳ではなく、案が出ているという程度の話です。
金融庁からの新しい提案は次の通りです。
1、制度の恒久化
2、年間投資枠の拡大
3、つみたてNISAの対象年齢拡大
4、成長投資枠の新設(仮称)
上記4つのポイントがありますので、少し中身をのぞいてみましょう
制度の恒久化
1つ目はNISAの制度自体が特別措置の時限的に導入された制度なので、それを恒久化しましょうという話。
それから、非課税投資期間の恒久化です。例えばNISAは5年後に非課税投資枠から特定口座に移されてしまいますが、含み損状態なら移すと損になります。
それを避けるために、ロールオーバー(繰越し)ができることになっています。次年の投資枠を使ってNISA口座で運用することを維持するわけですが、正直複雑ですよね。この期限もなくそう(恒久化)という話です。
年間投資枠の拡大
投資枠については次の表の通りですが、拡大を求めて、金融庁が財務省に提言しています。
現行NISA | 新NISA案 |
年間投資枠120万円 | 年間投資枠240万円 |
続いてはつみたてNISAです。
現行つみたてNISA | 新つみたてNISA案 |
年間投資枠40万円 | 年間投資枠60万円 |
つみたてNISAの対象年齢の拡大
ジュニアNISAが2023年に廃止されることもあり、ジュニアNISAの機能がつみたてNISAで行えるのは使い勝手が良くなるでしょう。
元々、ジュニアNISAは基本、中途出金ができないという使い勝手の悪さがありました。これが無くなると柔軟に資産形成ができますね。
成長投資枠の新設
簡単にいうとつみたてNISAの個別株バージョンのことです。
でもこれってクソ株を20年買い続けてしまうのではないかなとも思いますが、それは金融庁がお墨付きを出すのでしょうか?
NTTとオリックスにはお墨付きを出すけど、ソフトバンクGには出さないとか。。
ということで、NISAの口座がもっと拡充してくると徐々に非課税口座へシフトできたり、今まで投資をしてこなかった人たちも投資に前向きになるのではないかと思いました。
ちなみ、NISA口座は比較的少額の投資家であるということが言えて、特定口座をメインに使っている投資家は資産家ということが言えます。
その資産家に課税をして金持ちから徴税するのではないか?と言っている人もいます。
なにはともあれ、NISAでもつみたてNISAでも満額の投資枠を使い切るというのが一番の得策だと考えています。
つみたてNISAの効果とは?
つみたて投資をいつ始めたら良いのか?安くなってからなのか?と考える人がいるかも知れませんが、平均してずっと右肩上がりである投資対象にはいつ買っても良いと思っています。
高い時があれば安い時があります。その高低差を『つみたて』という平均を取る投資手法を使っているので、いつでも買い時になると思っています。
なので、最近の暴落で『少し待った方が良いかな』と考えるよりつみたて始めた方が良いと思います。
20年やるうちの半年や1年の値動きなんて誤差にしかなりませんので。
最後に
では最後にですが、日経平均が上がらない理由について少し考えてから今回の記事のまとめをしていきたいと思います。
日本株の主要な投資家は海外の投資家です。それらの機関投資家たちがどんなことを見て日本株の売買を判断しているか?といえば、『これから成長するか?』です。
これは私たちが、米国株を買うときも同じことをしますよね。
で、日本株においては成熟国家であるために、少子高齢化と人口減少によって企業の成長が鈍化すると見られています。
また、低インフレ率だったり、企業の内部留保が多すぎて、相対的に『企業競争力』がないと判断されています。
だから日本株はこの円安下においても爆上げできていないと思っています。
とはいえ、この円安がピークアウトする頃に株価がだんだん上がってくると思います。
理由は円安によって海外投資家から見た割安感がピークをつけるからです。このピークは米国のインフレ率とも関係が強いので、米国の経済指標とFRB議長のパウエルさんがどんな金融政策を取るかについて日本人でも注目していきましょう。
今回の記事では・・
では、今回の記事のまとめをしていきましょう。
まずは、円安という割安感を持ってしても、海外投資家から見向きもされない日本株。
痛すぎますね。
おまけに日本企業は円安の恩恵を昔ほど受けなくなったので、旨味は減りました。
そんなこんなもアメリカのFRBがどんな金融政策を出してくるかによって日本株が買われるかどうかが決まってきます。
楽観シナリオはインフレ低下→円高方向→日本株に資金流入→日経平均上昇。
悲観シナリオとしてはインフレ低下→景気後退→全世界株安という感じ。
どちらになるかは市場参加者の総意で形成されます。
見守っていきましょう。
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