はじめに
今回の記事では先月の為替相場を振り返って状況を確認していきたいと思います。それから、FX口座を外貨預金として使用することができるのか?を検討していきたいと思いますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
それではいきましょう。
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10月の投資結果まとめ
トラリピでの決済益は6,852円でした
裁量トレードでは17,522円でした。
合計では24,374円ということになりました。
先月は日銀の為替介入があったこともあり、裁量トレードで収益を上げられました。たしか、9月にも日銀が為替介入をしていて、そのタイミングで裁量トレードをしていました。
単月では、かなりいい収益を上げられましたが、これはボーナスのようなもので、毎月あることではないことを頭に置きつつ、チャンスがあれば再インできるように準備していこうと思います。
10月の相場まとめ
10月の相場はどうんな感じだったのかというと、
それから↓
為替介入を見込んだショートポジションがうまく行っていたので利確した時のツイート。
歴史的円安に耐えかねて日銀が介入したといった感じ。
確か、このあと、ひろゆき氏が『介入後にロングすると儲かる』とtweetして、それを鵜呑みにしたトレーダーがいたらそのポジションは助かっていないですね。
長期でみれば円安方向だと思いますが、米国の利上げペースの減速もあるので、思ったより円安にはいかない気がしています。
外貨預金とはどんなものか?
さて、ここからは巷で話題のものに目を向けてみたいと思います。
外貨預金というものをご存じでしょうか?
外国の通貨で預けておいた方が金利がたくさんもらえるので、預けておくだけでお金が増えるという投資の一種です。
預金という名前が付いていますが、元本保証はされていませんのでご注意を!
では、例えば楽天銀行で調べてみましょう。

ここのサイトを見ると米ドル年8.00%、南アランド年40%と書いてあります。
『なんじゃそりゃ!』と驚いてください(笑)
このご時世で利回り8%や40%を出せるものなんてありませんので、注意書きをよく見てみましょう。
これは『預け入れ当初7日に限ってはこの利率で利息をつけてくれるよ』ということです。
これを計算してみると
預け入れ資金100万円の場合、100万円×8%÷365日×7日=1,534円となります。
1,534円がもらえるなら7日だけでも預けるのオイシイかもしれませんが、ここに為替手数料がかかります。預けて→解約しての往復で60銭の手数料がかかります。

これは1ドルあたり60銭の手数料なので、約570ドル(80,000円)を預けると342円の為替手数料が発生するのと利子所得として1,534円の20%が源泉徴収されます。
源泉徴収税額は約306円なので、342円+306円=648円が1,534円から差し引かれますので、約886円がこの外貨預金で得られる利息となります。
ちなみに、米ドル8%の預入期間が過ぎたら以下のような金利に自動変更されます。

- ※利子所得=銀行などで得られる利息のこと
- ※源泉徴収=元から差し引いてくれること。この場合は楽天銀行が1,534円から20%の税金を引いてくれることです。
- ※源泉徴収税額=差し引くことになった20%の額。この場合、306円。
ここまでを見ると、一般的な円の定期預金をしておくより、外貨預金の方がお得です。
ただ、手数料がいかんせん高くついています。
ここをなんとかするためにFXの口座を用いるということになります。
FX口座は外貨預金となるのか?
FXというのはレバレッジ(テコの原理)を効かせてトレードしていくものです。
FX口座はレバレッジ25倍まで取引が可能です。具体的にはこんな感じです。

60,000円だけを入金してUSドルを1ロット(1万通貨)だけ買うとレバレッジは24.2倍になります。ドル円を145.43円でトレードしていますが、1円動くと1万円の損益が発生します。
この時、6万円の資金でどのくらいのUSドルを買っているか?というと約145万円分のUSドルを約1万ドル分買ったことになります。これがレバレッジの効果です。
6万円の資金で145万円分のドルを動かしていいですよ。ということが許された口座なわけです。もちろんこの145万円分のドルは『動かした』だけであって、手元にはこないので、また元に戻す必要がありますが、それはいつでもいいわけです。
では逆にいうと145万円の円があって、1ロット(1万通貨)買うだけならレバレッジは約1倍となります。
レバレッジ1倍というのは前章で確認してきたドルの定期預金と同じ効果が得られます。
FX口座の為替手数料は?
そして、為替手数料は?というとFX事業者によって変わりますが、0.2銭から4銭なので、往復でも0.4銭から8銭ということになります。
毎月片道だけの手数料としても30銭支払うか、0.2銭を払うか比べただけもだいぶ手数料は低く抑えることが出来そうです。
とはいえ、145万円を一気に動かすのは大変だということなら1ロット(1万通貨)ではなく0.1ロット(千通貨)の14.5万円分のドル買ったらいいと思います。
では次の章ではこの方法を使って外貨預金をしてみましょう。
活用シミュレーションをする!
では今回はマネースクエアを使用して外貨預金をやってみましょう。
手順はこちらです。
- 口座開設
- 入金
- 買い付け
- 放置
以上です。
実際に見ていきましょう。シミュレーションだけはみんなのFXが使いやすかったので、こちらの画像を載せます。
1ドル140.194円の時に12万円を口座へ入金し、0.1ロット(千通貨)を買うとレバレッジ倍率が1.2倍となり、ほぼ外貨預金と同じリスクレベルになります。

ここでどんなリスクがあるか?と聞かれたら1ドルが21.03円の円高になったたらロスカットされます。これは注文とは関係なく勝手に強制決済が発動するということですが、レバレッジ1.2倍なので外貨預金とほぼ変わりません。

まして、1ドル21円になることはほぼあり得ないと思いますが。
ではこの時、いくらの利息(スワップ金利)が付くか?ということが本題です。
画像ではUSドルを1万通貨保有した場合1日あたり58円の利息がもらえると表示されています。

今回のシミュレーションは1/10の千通貨なので5.8円が毎日口座に振り込まれます。
じゃあ、これが1ヶ月(30日)続いたらいくらか?174円です。
1年なら?2,088円となります。この利息だけでも外貨預金より大きいということになります。
また、外貨預金を8万円分行った際の為替手数料は342円でしたが、FX口座の為替手数料は約30円程度となることがわかります。
なので、手数料は安く、金利(スワップ)も高いのでFX口座で外貨預金をした方がお得ということが分かります。
最後に
最後にシミュレーションとして、12万円を外貨預金とFX口座に入れた場合の金利がどのくらい付くか、表にしてまとめておきますので、ご覧ください。
※税引前利益です
外貨預金 | FX口座 | |
1ヶ月後の金利 | 278円 | 174円 |
半年後の金利 | 735円 | 1,044円 |
1年後の金利 | 1,279円 | 2,117円 |
2年後の金利 | 2,731円 | 4,264円 |
5年後の金利 | 7,087円 | 10,585円 |
こんな感じに、長く預ければ預けるほど、外貨預金とFXの差は開いてきます。
私は外国通貨を持つならFX口座で持つべきと考えています。
FX口座は運営会社が倒産したとしても全額がしっかりと保全される仕組みになっているので、銀行の1,000万円までのペイオフより安心できると思います。
最後にまとめ
ここからは今回の記事をまとめてみたいと思います。
10月の為替相場自体は一時的に円高に行くならその後の戻りを期待してドルのロング(ドル買い)スタンスを継続させればよかったので、ともてイージーな相場でした。
とはいえ、今後もそうなるか?と言われたら、これまでより、その簡単さはなくなるのではないかと考えてます。
なぜなら、米国のインフレ指数がだんだんと鈍化し始めているのでこれ以上の強烈な利上げが想定されないのなら、円安方向にも行きずらくなると思うからです。
こんな感じに、年末に向けては為替の振れ幅は少なくなることが予想されますので裁量トレードは停止して、トラリピの自動売買運用に専念しようかと思います。
それでは、今回の記事は終わりたいと思います。
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